入れ墨調査拒否で配置転換、二審も「不当」 大阪高裁 (15/06/19 朝日)
- 大阪市が橋下徹市長の指示で入れ墨の有無を全職員に尋ねた調査に原告の市交通局職員、安田匡(ただす)さん(57)は入れ墨をしていないが、市バス運転手だった3年前、入れ墨調査に「個人のプライバシーを侵すもの」と反発し答えなかった。
- その後、市から回答拒否を理由に受けた戒告処分の取り消しなどを求めて市を提訴したところ、事務職への異動を命じられたため、配転の無効確認などを求めて追加提訴した。
- 森宏司(ひろし)裁判長は「配転は提訴への対抗措置で、裁判を受ける権利を侵害する不当なもの」と判断。配転取り消しと110万円の賠償を市に命じた昨年12月の一審・大阪地裁判決を支持し、市側の控訴を棄却した。
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