女性上司の男性社員に対するセクハラ(12/3 日経)
日経朝刊のリーガル3分間ゼミからです。
<ポイント>
- 今年4月施行の改正男女雇用機会均等法でセクハラの範囲が男性にも広がった
- しかし、まだ裁判例が少ないので、認定基準が確立されていない。つまり、どういうことをしたらセクハラなのか、まだはっきりしていない。
- 今のところ、行動や発言に性的な要素が含まれているか、がポイント(性交渉を持ちかけてきたり、身体に触れてきたりした場合はセクハラ)になる。
- 改正均等法では、男性へのセクハラについても就業規則で、セクハラ防止規定を設けたり、相談窓口を設置するなど防止に必要な措置が企業に求められている。
- こうした措置をとらないと、企業側は裁判で使用者責任が問われうる。
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