人口

出生率が16年ぶり1.4超 12年、出生数は最少更新 (13/06/06 日経)

  • 2012年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の数)は前年を0.02ポイント上回る1.41だった
  • 30歳代の出生率が伸びたため。人口構成でボリュームの大きな層が結婚や出産のタイムリミットを意識した結果。
  • 上昇は2年ぶりで、1.4台の回復は1996年以来16年ぶり。
  • 晩婚化と晩産化が進んでいる。出生数は過去最少で、人口減は続く。
  • 人口減に歯止めをかけるには、30歳代の働きながらの子育て環境を整えるだけでなく、低迷したままの20歳代の出生率も上向くような環境づくりが重要になる。

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11年の出生数、戦後最少 厚労省発表 (12/09/07 日経)

・厚生労働省は6日、2011年の人口動態統計の確定値を発表した。

・出生数は10年に比べ2万498人減の105万806人となり、第2次大戦後最少だった。

・人口の自然増減数はマイナス20万2260人で、5年連続のマイナス。

・1人の女性が生涯に産むとされる子供の数を示す合計特殊出生率は1.39で前年と同じだった。

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11年の出生率1.39、回復頭打ち 出生数は最低に (12/06/05 日経)

  • 11年の合計特殊出生率は1.39で前年と同じだった。10年は2年ぶりの上昇だったが、女性の結婚年齢が遅くなったことなどを受け、回復ペースは頭打ちとなった。
  • 出生数も過去最低となる見通し。11年は前年に比べて2%程度減り、過去最低だった05年の約106万人を下回る見込み。
  • 団塊ジュニア(71~74年生まれ)を中心とした出産増がピークを過ぎた可能性がある。

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働き手、50年後に半減 新推計人口 経済の活力低下、社会保障「肩車型」に (12/01/31 日経)

国立社会保障・人口問題研究所が30日まとめた将来推計人口によると

  • 日本の総人口は1億2806万人。減少ペースが加速して28年からは毎年100万人規模で減り続け、60年には3割減の8674万人になる。
  • 10年時点で8173万人だった15~64歳の人口は、30年に17%減って6773万人に。50年後の60年には4418万人と半減する。
  • 10年に1.39まで上昇していた合計特殊出生率が14年から再び下がる。晩婚、晩産、非婚化で、20年代以降の出生率は1.33~1.35と見込んでいる。
  • 55年当時、日本は現役世代(15~64歳)11.5人で高齢者1人を支えていたが10年は2.8人まで減っている。「胴上げ型」から「騎馬戦型」になったのが今の状況。未来形はさらに厳しく、60年には1.3人で支える時代に。「肩車型」の社会がやってくる。
  • 65歳以上の割合は24年に30%を超え、60年に4割になる。

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高齢者世帯1000万突破 世帯総数の21%、半数は独居老人 貧困率16%に上昇 昨年の国民生活調査 (11/07/13 日経)

  • 65歳以上の高齢者だけか、高齢者と18歳未満の子供だけの「高齢者世帯」が1020万7千世帯に達し、初めて1千万世帯を突破。 
  • 世帯総数に占める割合は21.0%に上った。
  • 高齢者の増加を反映し、国民の経済格差を示す指標の一つとなる「貧困率」も16.0%と過去最悪を更新した。
  • 厚労省の担当者は「高齢者と非正規社員を中心に、低所得者層が増える傾向にある」と話す。

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出生率推計に「想定外」 団塊ジュニア出産増で予測上回る (11/06/10 日経)

  • 厚労省がまとめた昨年の人口動態統計によると、出生率は1.39と前の年に比べ0.02ポイント上昇した。国立社会保障・人口問題研究所が5年前にまとめた2005年版の将来推計は、高めに推移した場合で1.33、平均的なケースなら1.22。実績はこの水準を大きく超えた。
  • 06年から実績が推計を少しずつ上回ってきた。想定以上の出生率上昇について、社人研の金子隆一・人口動向研究部長は次の要因を挙げる。
  • 最大の特徴は団塊ジュニアの30歳代後半から、40歳代の母親が出産のけん引役となっている点だ。05年以降の「婚活」ブームで、40歳前後の「アラフォー」世代の出産やライフスタイルが注目を集めたことが後押ししたと分析する。
  • 00~05年の国内の景気低迷、雇用環境の悪化が結婚・出産を極端に抑えた反動が出た側面もあるという。

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出生率1.39、低水準続く 子育て支援「もっと」 保育園整備し働きやすく (11/06/07 日経)

2010年の合計特殊出生率は1.39となり、多少持ち直しました。今後のキーとなるのは保育園の整備のようです。

  • 2010年の出生数は団塊ジュニアが押し上げ、前年より1271人多い107万1306人になった。2人目、3人目以上が伸びたのが10年の特徴といえる。
  • 「一時的な景気回復に加え、子ども手当の支給が始まるなど行政、企業、地域を挙げた支援ムードが心理的にプラスに働いた」(日本大学人口研究所の小川所長)。
  • しかし、子育て家庭を取り巻く環境は決して良くなっているわけではない。家計の収入減を補うために働きに出る女性が増えているが、保育園の整備は追いつかず、認可保育園に入れない待機児童は全国で4万8356人(10年10月時点)に膨らんでいる。

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30代後半の出産増が寄与、10年の出生率2年ぶり上昇 死亡増え、人口は4年連続減少(11/06/02 日経)

  • 2010年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の人数)は1.39だった。09年の出生率は1.37で、上昇は2年ぶり。
  • 30代後半の出産が押し上げに寄与した。
  • 出生数から死亡数を引いた自然増減数はマイナス12万6千人となり、4年連続で人口は減少した。
  • 結婚の減少、晩婚化、晩産化で、20代の出生数は4年連続で減った。

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出生率1.37、4年ぶりに改善止まる 09年 出生数も一転減少(10/06/02 日経)

  • 09年の合計特殊出生率は08年と同じ1.37。出生率の上昇が止まるのは4年ぶり。
  • 08年秋以降の景気低迷で、結婚や出産を見送る女性が増えたことが影響
  • 出生数も2年ぶりに減少に転じる見通し
  • 出生率を持続的に上げるには共働き世帯が安心して子育てできる環境整備が急務

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08年出生率、3年連続上昇 1.35-1.37、少子化傾向は続く (09/06/01 日経)

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090601AT3S2903C31052009.html

  • 08年の合計特殊出生率は1.35~1.37程度となり、3年連続で上昇。
  • 08年の出生数は11月末で100万人弱。年間で07年を上回る見通し。
  • うるう年で出生数が2年ぶりに増えたこと、出産期の女性の数が減ったこと、07年までの景気回復で家計に余裕が生じたことが要因。
  • 合計特殊出生率は05年の1.26から回復傾向にあるが、少子化傾向は続いている。 

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